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【水と木の祭り】2年に一度、琵琶湖に出現するユートピア
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【水と木の祭り】2年に一度、琵琶湖に出現するユートピア

次世代に伝えていく祭りというユートピア。

 

 

2年に1度、琵琶湖の湖畔に希望の村が出現する。夏の終わりに開催される「水と木の祭り」だ。琵琶湖という日本最大の湖は、関西に住む多くの人の命を支えている湖でもある。そこでの地球への感謝に満ちた祭りが開かれる。

 

 

週末の二日間の開催にも関わらず、出演するアーティストは、ライブとDJを含め100を超える。出店も全国からクラフト系のアーティストを中心に120軒あまりになるという。この人数を見ると、大きなフェスと考えてしまうけれど、参加するすべての人の顔が見えてくるような手作り感のある祭りでもある。

 

 

日本最大の面積と貯水量を持つ琵琶湖。取り囲む山から水が注ぎ、京阪神の水がめとしての機能も有している。
山とも海とも違う、日本一の広さを誇る琵琶湖での祭り。
「オーガニック」「エコロジー」という言葉を鍵につながっていった仲間たちが全国から集う。
人と人の繋がりが広がるフェス。今年で7回目の開催を数える。

 

 

〈水と木の祭り〉には連帯があるのだろう。だからこそ、禁止事項はアルコール類の持ち込みくらいで、ほとんど設けられていない。2日間の祭りの期間中、何度かセレモニーが行われるという。そのセレモニーは、地球への感謝を込めたものに他ならない。

 

 

カウンターカルチャーを起源とした祭りという文化。フェスも、もちろんこの潮流のひとつにある。〈水と木の祭り〉には「2年に一度、琵琶湖に出現するユートピア」というキャッチコピーが冠されている。自分たちの心に描いた理想郷であるユートピア。その理想を、2日間の祭りの間だけではなく、いかに自分の日々の暮らしに繋げていくのか。それが〈水と木の祭り〉が提示し続けていることなのだろう。

文:TAKASHI KIKUCHI(DEAL)

 

 

今回 水と木の祭りに協賛して頂いたフロールデカーニャ。日本では最近声高に唱えられ出した “サスティナブル” な生産をかなり以前から実践し、従業員がその手で植樹活動を行い環境保全に取り組んでいる。

そういったコンセプトにも参加した皆様が共感して頂いたものもありますが、それとは別に本当に多くのお客様が喜んでいただき、とても素晴らしいスピリッツだと感じました。